2017/01/03

謹賀新年2017



明けましておめでとうございます。

イラテック本年の賀状は、「紫木蓮」。
「芍薬」「百合」に引き続き、3年連続で花の絵にしてみました。

なぜか引っぱられてる紫木蓮…

それでは、皆様
本年もよろしく、お願いいたします。


2016/08/23

台風の爪痕


台風の爪痕。

一年間手をかけて育ててきた梨が、無残な姿を見せています。
被害にあったのは、これから本格的な収穫を迎えようとしていた
「豊水」「あきづき」という品種。

イラテックがお隣の農園からお預かりしているのも、この品種の二本の木で、
半分がた、やられてしまいました。

今年は「なり」が良かったのになあー。
あー、残念… 。 
 
 
 

2016/04/18

大西重成さんの「Neo Folk」


昔、代官山や恵比寿に住んでいた頃(80年代から90年代にかけてですね)
ご近所さんだった先輩イラストレーターの大西重成さん。
僕がアートディレクションをやっていた雑誌に、
作品を描いてもらったり、モデルで出演してもらったり、
よく遊んでもらったりしました。
氏のことを思い出すと、ホント楽しい思い出ばかりで、
ついニコニコしてしまいます。

また大西さんは、東京脱出を決行した人としても大先輩で、
我々が房総への移住を決意する上でも、
氏のライフスタイルをずいぶん参考にさせていただきました。

とは言っても、大西さんの場合は
東京の隣に越した我々なんかとはスケールが全然違い
ドーンと、北海道の網走へ、大自然の中への移住でした。
かれこれ、もう20年前になるんですね。

そして、大西さんは現在
その大自然の中で自らの作品を展示する
私設美術館「シゲチャンランド」を運営されています。

以前からゼヒ一度は行ってみたいと願っているのですが、
未だその夢、果たせていません。
うーん、残念。

さて、そんな大西さんから久しぶりに連絡をもらいました。
なにやら「Neo Folk」と題した活動に参加してくれる人を募集中だとのこと。
「Neo Folk」とは大西さんを中心とするアート系の地域おこし活動で、
その活動に協力するために、「シゲチャンランド」の地元
北海道津別町に移住してくれるクラフトマンを募集しているそうです。

詳しくはこちら > 「NEO FOLK」クラフトマン募集!

なになに、ちゃんとお給料をもらえて、
車も家も貸してもらえる、、、
そして、大自然の中でのアート活動、、、
そんな話に興味のある方はゼヒ、問い合わせてみてください。
ちなみに正式な募集は3月いっぱいだったようですが、
まだ、間に合うようです。
急げ!若者。

僕も、もうちょっと若かったらなあ、、、、。

(画像は大西さんのFacebookからお借りしました)


2016/03/16

木蓮満開



庭には春の知らせが次々と届きます。

散る梅と入れ替わりに
木蓮が満開になりました。

時を同じくして、16年間可愛がってきた愛犬が
死の床につきました。
我々夫婦は、少し離れた海辺の町で、小さなお葬式を行いました。

帰り道に、いつも犬を遊ばせた海岸に寄りました。
iPhoneの中には、同じ場所で元気に遊びまわる姿(動画)が残っています。
あ、4か月前には、まだこんなに元気だったんだね。

家に帰ると満開の木蓮が待っています。

見上げると、木蓮ごしの月。

そしてボーイングが、木蓮のはるか上空をゆっくり滑って行きました。






2016/03/06

梅もそろそろ…






   ローズマリー、バラの実、鉢に蜂。
   庭の梅も、もうそろそろおしまい。




2016/03/03

もうすぐ木蓮


この陽気で、一気に木蓮の花がほころび出した。

うちの庭のシンボルツリー、白木蓮、英名マグノリア。
一年のうちに時間をかけていろんな姿に形を変え、
そして春に一週間ほど、見事な花を咲かせる。

ちなみに、お隣の梨農園のお母さんは
我が家の木蓮の開花を
梨畑にビニールを張る時期の目安にしているそうです。

今年もそろそろ… かな。



2016/02/04

昨日は節分 今日は立春


節分の夜。
柊鰯に福の豆。

いわしの匂いは鬼を遠ざけ、
ひいらぎのトゲはそれでも寄ってきた鬼の目を刺すという魔除け。
オニにとっては実に踏んだり蹴ったり。


年季の入った一合升は
母が新婚当時から使っていたという年代ものだ。
この正月にありがたく譲り受けた。

福豆を盛ってみると、ものすごくよく似合い
なんだか鬼払いの効き目も例年よりありそうだ。
で、大人気なく大声出して「オニワソトー!」


踏んだり蹴ったりぶつけられたり…

(Photo by Satoko)

2016/01/01

謹賀新年2016


2016年です。
あけましておめでとうございます。

イラテック本年の賀状は百合の絵。
以前描いた百合の絵を、夜バージョンに描き直してみました。
月明かりの下、何を聴くのか百合の花。

それでは、
本年が皆様にとって
素晴らしき年になりますように。

本年もよろしくお願いいたします。


2015/12/21

大根のはりはり漬け


大根を切り、大根を干す。
数日干すと冬の寒さがひしひしと大根から水分を奪い
やがて干からびて、
大根は別物に生まれ変わる。

大根はヨシオさんの畑で採れたものだ。

ある日
玄関先に採れたてのものが置いてあった。
直接、礼を言おうとしても
恥ずかしがり屋のヨシオさんは
いつもピューと逃げていく。
そして、知らない間に、玄関先にまた採れたての野菜を置いていく。
感謝。


大根を切り、大根を干す。
冬の寒さがひしひしと大根から水分を奪い
やがて干からびて、
大根は別物に生まれ変わる。

ハリハリ漬けの出来上がり。

今年は暖冬とのことだが
それでもやがて本格的に訪れる冬の寒さにも感謝。

Photo and Cook by Satoko Okudaira



2015/12/19

杉本博司の床




この前、蝉が鳴いていたと思ったらもう師走の大詰めだ。
時間が過ぎるのが早くて嫌になってしまうよ、ほんとに。

このところは、
手塚眞監督の新作映画関連の仕事をやらせてもらっていてやや忙しく、
その上、あれやこれやとやらなければならない野暮用も山積みで
まさしく師走の慌ただしさだ。

さて、そんな中ではあるが、これだけは見逃す訳にはいかないと、
閉会間近の杉本博司展『趣味と芸術―味占郷 / 今昔三部作』に
なんとか出かけて行くことができた。

久しぶりの千葉美術館。

会場に入るとまずはドーンと「海景」に取り囲まれる(冒頭の写真)。
鉛の額に納められた大判プリントが作り出す重厚な空間は まさに静謐そのもの。
あっという間に、師走の慌ただしさが頭の中からスポーンと抜けていった。

そして「劇場」「ジオラマ」の大作品展示が続く。
いずれも、数十年かけて撮り続けられている氏の代表作とも言えるシリーズ作品で
そのシリーズ最初の作品と、最新作が含まれる所謂「今昔三部作」。
なかでもジオラマ新作の「オリンピック雨林」が、でかくてすごい。
確かに写真の中では偽物のジオラマが本物以上に本物に見える。


階を降りると本展覧会の目玉「趣味と芸術―味占郷」だ。
(千葉美は7階8階に分かれている)

これは、杉本博司が架空の料亭の亭主に扮し、
様々なゲストを、床の間のしつらえと料理でもてなすという、
婦人画報誌に連載された企画「謎の割烹、味占郷」を再現したもの。
そこで考案された床のしつらえや、 料理を供するのに使われた器などが展示されている。

で、これが素晴らしいのひとこと…
こんな感じです。

お盆の中にちっちゃなお釈迦様が

こちらは西洋骨董のキリスト像。軸は建築家、堀口捨己の短歌

かつては古美術商を営んでいたという目利きの杉本博司ならではのコレクション、
軸や置物、自らの作品などが織りなす(料理を含め)絶妙の組み合わせや、
はたまた斬新な組み合わせの数々…。
それらを支配する圧倒的な美意識にうっとりするやら、
はたまたそこかしこに見え隠れするユーモアに、にんまりするやらで
まるで夢を見ているかのようなひと時を過ごした。

一番右の軸は女性の背中の解剖図ですね。

なお、展覧会では
生花を使えず、ということで花は須田悦弘の木彫作品が使われている。
不勉強ゆえ、この作家のことを知らなかったのだが、
本物と見紛うばかりの草や花を木彫で作り出し、
一風変わった展示の仕方で見せる現代美術作家とのこと。
で、この繊細な細工を施された草花が本当に美しい。
そして、前述の杉本博司が作り出したしつらえの中に、
ぴったりと収まり、えもいわれぬ趣きを見せていた。


これは、本展覧会のためのしつらえか、銅の大升に、泰山木の花(木彫)

ところでこの展覧会、写真撮影OKということで、
しずーかで、おごそーかで、うすぐーらい美の空間に、
シャカー、かしゃ、シャカー、シャカー、カシャと
観客たちのスマホのシャッター音があちこちで鳴り続けるというのも
なんだか、とても不思議な光景だった。
ひょっとしたら、これも計算されたアートかしら?

ま、いずれにしても、贅沢で夢見心地なひと時はあっという間に過ぎ
気がつけば、閉館間近になっていたのだった。

脳みそフワフワ状態のまま、美術館を後に一歩外に出る。
そこにはクリスマスソングが鳴り響く街と、師走の慌ただしさが待っていた。
さ、早く帰らなきゃ。


杉本博司『趣味と芸術―味占郷 / 今昔三部作』は12月23日までの開催です。)


Photo  by Satoko Okudaira