2009/09/26

ATOM

昨日行われた試写会で、一足早く映画「ATOM」を見てきた。

で、結論から言うと、なかなかよく出来ています。

長いこと手塚プロの仕事をやっているからという訳でもないけど、
当然ながら、手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」にはそれなりの思い入れがある。
2003年の3回めのアニメーション化、テレビ放映時には、
公式サイト「Astroboy.jp」の制作をやらせてもらったりしたのを筆頭に、
それこそ様々なアトムがらみの仕事をしてきたもんね。
もちろん、それだけではなく、やっぱり鉄腕アトムが好きなのだ。
毎年行われる手塚プロ忘年会では、着ぐるみアトムと一緒に写真撮ってもらうのが、
ほとんど恒例となっているもんねえ、、、。

さて、そんな大好きなアトムが
ハリウッド映画(製作は香港のプロダクション)、それもフルCG映画に、、、。
はたして、どんな感じになっているのか、楽しみなような、怖いような、、、
というのが事前の正直な思いだった。
もちろん、アトムと言えば日本の国民的キャラクターであるからして、
僕だけではなく、ほとんどの皆さんが、同じくこんな風に感じているのではないかと思う。

で、前述の結論です。
なかなか、よく出来ている。

最初、CG化されたアトムやテンマ博士のキャラクター設定が
「やっぱアメリカ向けなのかなあ?ちょと違うよなあ、、、」ってな感じで
ちょっと馴染みにくかったのだが、それも時間の問題。
見進めるうちにほとんど気にならなくなり、
わりと素直な作りのこの映画に、ぐいぐい引き込まれてしまった。
たたみかける演出はいかにもハリウッド方式って感じ。

以前、この映画の監修、宣伝プロデューサーを務める眞さんから
キャラクターや背景設定のためのブックレットを見せてもらったことがあって、
その時から、背景の世界感(メトロシティ)や脇のロボットのデザインがかわいくて
それも楽しみにしていたのだが、大丈夫、裏切られなかった。
このへんはやっぱ上手いよなー。

あと、なにより製作サイドの人たちが、
アトムを見て育ち、アトムを愛してるんだろうな、、、という事が
感じられる作品になっていると思う。
やっぱアトムの存在自体がワールドワイドなんだね。


追記としては、今回見たのが日本語吹き替えバージョンだったので、
ニコラス・ケイジ(テンマ博士)フレディ・ハイモア(アトム)等の
そうそうたるキャスティングによる声の出演を楽しめなかったのは、ちょっと残念。
で、日本語版吹き替えの上戸彩が、意外にもうまくてビックリ。
ほら、よくあるでしょ、フキカエにその時旬の女優俳優を使ったりすると
どうしても、その人の顔がちらついて、感情移入が出来なかったり
もしくは、とりあえず使った有名人吹き替えのため、
あまりにもヘタッピで作品を台無しにしてしまう、、、ってことが。
でも、そういうネガティブな要素が彼女の吹き替えには感じられず、わりとハマっていました。
テンマ博士の役所広司はイマイチ、、、かな。


脇役の旧式巨大ロボットZOG。声はサミュエル・エル・ジャクソンです。

0 件のコメント:

コメントを投稿