2011/01/24

祝還暦

先週末の土曜日、友人であり我々夫婦の結婚の保証人でもある
「元次郎長バーのママ」シズコさんの「還暦祝い」の宴が開かれた。

宴はまず、シズコさん宅でのホームパーティから始まり、
次に永福町「鶴吉」に移動して乾杯、
そして最後に渋谷「4」に友人知人が集結しての大パーティ…、という流れ。
「4」では、シズコさんをお祝いしようと集まった
懐かしの次郎長バー・オールドスクールの面々が多数集まり、
多いに盛り上がった盛り上がった。
いやあー、おめでとうございます、ほんとに。

しかし、それにしても、還暦ですよカンレキ…。

還暦祝いという言葉からまず思い浮かぶ絵面はというと、
孫達に囲まれ赤いチャンチャンコを着た好々爺……
押しも押されもせぬ立派なご老人……
という所ではないだろうか、ひと昔前のイメージでは。

ところが、最近ではちっともそんな事はないようだ。
カンレキと言えども、皆まだまだ若いのか、、、
もしくは、自分も年をとって近くなってきたからそう思うのか、、、。

以前、テレビのインタビュー番組の中で鳥越俊太郎氏が
以下のような事を語っていたのが、耳に残っている。

——村の船頭さんって歌がありましたよね。
「村の渡しの船頭さんは今年六十のおじいさん
年をとってもお船をこぐ時は
元気いっぱい櫓がしなる、、、、」
ひと昔前は、60って言えば、こう歌われるほどの老人だった訳です。
しかし、今では、ちっとも、そんな事はありません。

なーるほど、確かにひと昔前の60歳と今の60歳では、
けっこー違うよなあ、、、と、妙に得心したのを覚えている。

閑話休題、
そんな感じで、過去の還暦イメージをぶっ飛ばしてとにかく元気なシズコ姉、
皆に囲まれグチャグチャになりながら真夜中過ぎてもガンガン踊ってらっしゃいました。
これからも、ますます、お元気で。
我々もすぐに行きますからね、そっち側に。
カンレキお祝いイラストです。

2011/01/16

海辺のトトロ

ところで、総持寺に向かう途中、日本海に面した道路脇に
奇妙なものを発見して、思わず車を止めた。

で、撮ったのがこの写真。

どうです?
こりゃ、誰が見てもトトロですね(笑)。
高さ15メートルくらいのこの岩、大きさもちょうど良い感じで、
じっと見ていると、鼻といい口元といい、
実にトトロならではのとぼけた表情が浮かび上がってくる。

地元ではもともと、その独特の形状から「トトロの岩」として親しまれていたらしいが、
「観光の目玉になれば」という事で、役場の人が文字通り「目玉」をつけて、
より「トトロ感」をアップさせたらしい。

なるほど、よく見ると、目玉は荒縄2本をぐるぐる巻きにしたもので、
それも、海辺の漂着物、つまりゴミの再利用だとのこと。
うーーーん、実に安あがりな村おこし、ロハスなトトロ、
割とこういうの好きです。

2011/01/15

雪の総持寺

石川県への帰省(妻方)の際に、
ちょっと楽しみにいているのが、名刹めぐりだ。

開祖の道元と並んで曹洞宗宗祖として崇められる
第四世瑩山禅師ゆかりの寺が、能登にはいくつかある。
金沢の大乗寺、羽咋の永光寺、輪島の総持寺祖院などだ。
縁があってこれまでに、これらの古寺を訪れることができたのだが
いずれも、趣きのあるいい寺ばかりである。

瑩山禅師という人は、何より修行一筋でストイックになりがちな道元の教えを、
より一般に門戸を開き、曹洞宗のすそ野を広げた人とも言えそうで、
言ってみれば曹洞宗エバンジェリストと言ったところか。
いずれにせよ、今日の曹洞宗になくてはならない大きな足跡を残した人物だ。

越前(現在の福井県)に生まれた瑩山は、幼い頃より信心深い少年だったらしく、
8歳の若さ(というか子供じゃん)で、道元が開いた本山永平寺に入山。
よく学び、得度。
師である義介に従って大乗寺に移り、その後大乗寺2世となる。
羽咋に永光寺(ようこうじ)を開山。
そして能登に、後に永平寺と並んで曹洞宗大本山となる総持寺を開山する。
晩年は永光寺にもどり入滅した。

ちなみに総持寺は、明治時代の火災による消失を機に、横浜の鶴見に移転した。
よって、現在の能登総持寺は、鶴見の大本山に対して、総持寺祖院と呼ばれるようになる。


さて、前置きが長くなってしまったが、今回も寺社巡りをする機会を得たので、
それではと、もう一度総持寺を訪れてみることにした。

折から前夜降った少しまとまった雪で、総持寺は真っ白に染まっている。
小降りながらも雪は降り続いていた。

前にこの寺を訪れたのは、8年前の夏のことだ。
汗をふきふき蝉の声を浴びながら見てまわった時とは
当然ながら、全く印象が違って見えるものだ。
しかし、ワビサビ感あふれる禅寺のたたずまいには雪景色がとても似合う気がする。
雪によって余分な色味が削ぎ落とされたモノクロームの世界。
そのシンプルでイノセントな空間に身を置いていると、
だんだんと心がしんとしてくるのが分かる。

「雪景色がいいですね」とお寺の方に声をかけると
「たまに見えられる方には、そうでしょうね」とやんわりと言われ、ちょっとチクリとする。
そうだよなぁー、ここの人たちは、
この身を切るような寒さの中で、毎日、厳しい修行をしてるんだよな、、、、
いやー、頭が下がります。

ところで、残念ながらそれにも増して印象的だったことが、もうひとつ。

建物のそこかしこに、地震の傷跡がいまだ生々しく残っていたことだ。
4年前に襲った能登半島地震では、この総持寺が建つ輪島市門前町あたりが一番の被害を受けたらしい。
見ていて痛々しい傷跡が、その被害の規模を彷彿とさせる。
特に中央の大祖堂(法堂)は、まだ修復中のため立ち入り禁止で、
完全修復までは、あと数年かかるらしいとのこと。

こういう古い建物の修復というのは、
単純に、なんでもかんでも新しく作り直す訳にもいかず、むつかしい作業であろうと想像される。
色々と大変でしょうが、一日も早い復旧を願うばかりである、ほんとうに。
ちなみに、チョー微力ながら、わがイラテックも瓦一枚分寄進させていただいた。
がんばれ、総持寺!と祈るばかりである。

2011/01/13

お正月の飾り付け

こんな感じだった我家のお正月の床の間。
「梅にうぐいす」をバリ額に入れて飾ってみた。
頂き物の蘭の鉢植えに獅子舞、鶴などの小さなお正月オーナメントをアレンジ。

そのとなり、明かりとりの松型飾り窓と、床脇棚に置いた鏡餅。
うーむ、ニッッポンのおしょーがつうー!

しかし旅行中だったため、ほとんど見られる事なく
この飾り付けは撤収されたのであった。
ちょっと残念だったので、ここにアップしてみた。

2011/01/12

おくれましたが謹賀新年

年末年始と少し長めの正月休みをとり、ちょっと旅に出ていた。
(と言っても、兵庫、石川への帰省旅行なんですけどね、、、)

そんなこんなで、はっと気がつけばハヤもう12日!
ありゃりゃ、すっかり遅くなってしまったけれど、気を取り直して、、、、

「明けまして、おめでとうございます。」

という訳で、今年の年賀状がこちら。

去年は干支の「虎」を描いたので、今年は「兎?」という意見もあったのだけど、
ところがどっこい今回の絵柄は、見ての通り「梅にうぐいす」。
ま、とりあえず正月らしく、お目出度い感じでしょ。

ところで、年末、出かける時には気がつかなかったんだけど、
家に戻ってきて庭を見たら、梅がちらほらとほころび始めていた。
数えてみると白梅が4本に、黄色い花をつけたのが一本。
いずれの枝にも、びっしりと可愛らしい蕾が並び、
先っぽのそそっかしいのが二つ三つ咲きはじめている。
ここに引っ越してきたのが去年の4月だから、はじめて見る我が家の梅である。

こういうのを見ると、まだまだこれからが寒さの本番だけれども、
やがてその先には、春がゆっくりと訪れて来ようとしているのが、肌で感じられる気がする。
なんか、こういうのってイイですね。

という訳で改めまして、、、
「本年もよろしくお願いいたします。」


オマケで、はがきサイズじゃ見えない部分アップを付けておきます。
(トップページも更新しましたよ)