2011/11/22

ありがとう Keith kenniff

テレビを見ていたら、CMから聞き慣れた音楽が流れ出してきてはっとした。
驚いたのは、それがKeith kenniffの「Goldengrove v2」だったからだ。
この曲はKeith kenniffが今年の1月頃ネットで発表した曲(SoundCloudで公開した)。
1分半くらいと短い曲ながらも、マイケル・ナイマンや
フィリップ・グラスを可愛らしくした感じの曲調で、
またヤン・ティルセン(アメリ!)もばっちりと彷彿とさせ、
この手の叙情派ミニマル音楽が好きな人にとっては、たまらない出来上がりとなっている。

広告の主はiPhone4sだ。
アップルのCM音楽のセンスがいいのは、今に始まった話ではないが
それでもKeith kenniffの起用にはちょっとドキドキしてしまった。


元の曲はこちら。
  Orchestral - "Goldengrove v2" by unseenmusic


Keith kenniffはアメリカ、ポートランドのエレクトロニカ系ミュージシャン。
様々な名義やユニットを使い分け、多才な音楽作品を生み出し続けている。
アンビエント感ただようエレクトロニックサウンドのHelios名義が一番有名か。
他に、ポスト・クラシカルのフィールドに入るであろうシンプルなピアノ作品を生み出すGoldmund。
奥さんのHollie Kenniffと組んだMint Julepでは、
彼女のボーカルをフィーチャーしたシューゲイザー的エレクトロポップ。
また、Keith kenniff本名ではサウンドトラックなども手がけている。
実に多才ですね。

さて、Keith kenniffと言えば忘れてはならないのが、
今年6月に発売されたコンピレーションアルバム「For Nihon」だ。
彼は3月11日の日本での地震直後、すぐさま「Nihon」というピアノ曲をネットで発表し、
世界に震災への支援を広く呼びかけた。
これだけても素晴らしいのだが、
さらに彼は妻のHollieと共に様々なミュージシャンに呼びかけ、
このコンピレーション「For Nihon」を完成させ、まずネット配信、それからCDでの発売を行った。
参加したミュージシャンは世界中のアンビエント、エレクトロニカ、ポスト・クラシカルの音楽家達38組、
Rhian Sheehan、Dustin O'Halloran、Ryuichi Sakamoto、Max Richter、
Olafur Arnalds、Peter Broderick、Alva Noto、、、等など。
もちろん、Keith kenniff自身も前述の様々な名義で参加している。
このアルバムの収益金は、ニューヨークに設立されたNPOジャパン・ソサエティーの
Japan Earthquake Relief Fundに100%寄付される、とのこと。

震災のチャリティーで出来上がったというのが、なんとも皮肉ではあるが、
それにしても、この「For Nihon」
文句なしに素晴らしいコンピレーションアルバムである。

どの曲もどの曲も、
あたたかく、やさしく、そして美しい、、、。

ありがとう。Keith kenniff。

2011/11/18

昔のイラストの話

昨日、番組制作会社から電話がかかってきた。
なんでも1983年6月28日号の週刊プレイボーイ誌の記事を番組内で紹介したいとのことで、
その放送許諾の依頼電話であった。
記事の内容は「童貞喪失レポート」というものであり、
そこに僕がイラストをつけているらしい。
へー、そんな仕事してたのかあ、、、
まったく、覚えていないけど。
そう言えば、あの頃は、週刊プレイボーイや、ホットドッグプレス、
求人タイムスやギャルズライフ、SFアドベンチャーや宝島、微笑に小説現代、、、と、
実に様々な雑誌に、実に無節操に、実に雑多なカットやイラストを描いたもんだ。
、、、と、しばし思い出にふける。

さて、番組は「ジョージ・ポットマンの平成史」という
テレビ東京の教養番組風パロディー情報番組らしい。
これも、まったく知らない。

だが、別に断ることでもないと判断、了承しておいた。

放送は来週26日、もしくは再来週3日の夜になるとのこと。
ふーん。

で、とりあえず手元にあった80年代当時のイラストをひっぱり出してみる。
掲載誌は忘れてしまったが、わりと固めの雑誌で本の特集に入れるカットだったと思う。
ちなみに、これはけっこーマジメなタッチだけど、
ふざけたモノや、雑でヘタッピなものを、恐れも知らずいっぱい描いていた気がする。
放送されるのは、多分、そおゆうの、、、、だと思う。

先方の「クレジットを出しましょうか?」との配慮に、
即座に「結構です」と答えてしまった。