2015/10/14
マライア「うたかたの日々」再発!
2015/10/03
「星くずサロン」おしゃれな夜
まず登場したのは「POiSON GiRL FRiEND avec 加藤みちあき+大津真」のユニット。
ちょっと気だるくデカダンなフレンチテイストな楽曲の数々。
「POiSON GiRL FRiEND」イコール ボーカルのnOrikOさんの別名義との事だけど、90年代には彼女の参加したアンビエント・ハウスな「Angelic House」、フレンチ・ダンス・ミュージックな「Kiss-O-Matic」をよく聴いていたのを後になって気がついた。
なるほど、居心地のよかった筈です。
ちなみにサポートの大津くん(写真左)とは、昔お仕事をご一緒した仲で、実に久しぶりの再会。
この前会ったのはいつだっけ?えー!?もう15年以上も経つのおー?と、なった次第。
さて、ライブにもどります。
前回同様、ナツカシの「星くず兄弟の伝説」の映像も流しーの…
2015/06/22
星くず兄弟の夜
2015/06/09
A Winged Victory for the Sullen 美しい夢のために(後編)
ところで、この音楽を依頼したウェイン·マクレガー(Wayne McGregor)なる人、僕はそっち方面にあまり詳しくないので、ちーとも知らなかったが、なにやらスゴそうな人らしい。
あ、これ知ってる。
と、けっこうインパクト強かったもん。
睡眠導入音楽として試してみては、いかがでしょうか?
2015/06/08
A Winged Victory for the Sullen 美しい夢のために(前篇)
最初は気持ちよくていいんだけど、
そのうち退屈になり、後になったら何も残らなかったりする。
だんだんそのキレイキレイさが鼻についたりする。
アダム・ウィルツィー(Adam Wiltzie)とブライアン・マクブライド(Brian McBride)によるテキサスで結成されたアンビエント、ドローン・ミュージックの二人組。
ストリングスやホーンも溶け込んだモダン・クラシカル感漂う美しいドローン。
2007年に発表された2枚組120分の名盤「Stars of the Lid And Their Refinement Of The Decline」はよく聴いたけど、それ以後、スターズ・オブ・リッドとしては作品を発表していないようだ。
もう、やらないのかな。
2015/05/14
Nigel Stanford 科学と音楽
去年発売されたアルバム「Solar Echoes」からのカット「CYMATICS」のPVが
こりゃスゴイ!と話題になってあちらこちらで紹介されたりシェアされたりしたので、
それを見て彼を知った人も多い筈。
実は僕もそのクチで、遅ればせながら最近知りました。
で、まだ見たことのない人は、まずはゼヒご覧ください。
去年6月にYouTube公開、現在のところ660万回再生の話題作。
CYMATICS: Science Vs. Music
これって科学系サイトで公開されてる実験の様子をおさめた動画等で
皆さんもネット上で一度は見たことがあるのではないだろうか。
「えー、こんな動きするの?」「わー、きれい!」みたいな感じで、
思わぬ展開に驚かされる科学的現象の数々。
それらを利用して、自らの音楽に上手く組み込んだのが、ナイジェル・スタンフォードのこのPVだ。
サブタイトルにScience Vs. Musicとある通り、まさに音楽vs科学実験、
次々と生み出される音をまるで具象化するように、様々な現象が現れては消えていく。
くうー、かっこいいー。
日本では科学の実験をエンタメ方向に持って行くと、でんじろう先生になっちゃう訳だけど(笑)
こっちは大違い、クールにスタイリッシュに決めて、
そして最後はついにナイジェル対ステラコイルの一騎打ちで、PVは幕を閉じる。
(あ、これもでんじろう先生やってたな)
下記にはそれぞれの実験の種明かしというか、メイキングの映像も上がってます。
またの名をジョン・スタンフォード、もしくはナイジェル・ジョン・スタンフォード(ややこしいな)。
マッシブ・アタックあたりから影響を受けてそのキャリアをスタートさせたらしく
なるほど、アンビエントでスペーシーなエレクトリック音楽を展開している。
しかし、そのサウンドはダウンテンポというより、プログレ、ニューエイジ風味が強い。
ここで、アルバム「Solar Echoes」に収められた他の楽曲も聴いた上で、
ちょっとカラクチの事を言わせてもらう…と、
楽曲単体で見るとそれが素晴らしいオリジナリティーに溢れた
唯一無二の出来栄えかと言われると、僕にはそうとはちと言いづらい。
やはり、どこかで聞いたよなニューエイジ音楽っぽさはどうしても拭えない気がする。
しかし彼の場合、このビデオのような
映像を含めた展開こそを、その作品として評価したいという気がする。
そうであれば、要注目のアーティストである事には間違いない。
また、動画共有サイトで目にする映像のアイデアを自分の作品の中に取り込み、
(これはそうではないかと筆者が想像するのだが)
そして出来上がった作品を、これも動画共有サイトを通じて拡散させていく。
という、いかにも今日的な手法にも興味をそそられる。
前作にあたる彼の作品はと言うと、
大自然の美しさを壮大に見せるタイムラプス動画「TimeScapes」、
このサウンドトラックらしい。
後期Pフロイドみたいなドラマチックな楽曲を展開している。
なーるほど、やっぱり、と何故か得心してしまうワタシ。
カツモクして今後の動向に期待しましょう。
2015/03/23
Deaf Schoolと葡萄畑の話
2015/01/12
Another Green World
2013/04/14
岡村ちゃんライブ
大迫力ビートにリメイクされたお馴染みの楽曲、キレキレのダンシン、
思えば10年程前、岡村と卓球「New Wave Boy」(不幸にも発売される事がなかった)の
2013/01/24
30年ぶりの「地図と記号」
ちょっと話題になっているようなので、このブログでも少し書いてみようかなと思う。
翌83年には思索社よりカセットブック「エレファント・マニア」を出版。
2011/11/22
ありがとう Keith kenniff
驚いたのは、それがKeith kenniffの「Goldengrove v2」だったからだ。
この曲はKeith kenniffが今年の1月頃ネットで発表した曲(SoundCloudで公開した)。
1分半くらいと短い曲ながらも、マイケル・ナイマンや
フィリップ・グラスを可愛らしくした感じの曲調で、
またヤン・ティルセン(アメリ!)もばっちりと彷彿とさせ、
この手の叙情派ミニマル音楽が好きな人にとっては、たまらない出来上がりとなっている。
広告の主はiPhone4sだ。
アップルのCM音楽のセンスがいいのは、今に始まった話ではないが
それでもKeith kenniffの起用にはちょっとドキドキしてしまった。
元の曲はこちら。
Orchestral - "Goldengrove v2" by unseenmusic
Keith kenniffはアメリカ、ポートランドのエレクトロニカ系ミュージシャン。
様々な名義やユニットを使い分け、多才な音楽作品を生み出し続けている。
アンビエント感ただようエレクトロニックサウンドのHelios名義が一番有名か。
他に、ポスト・クラシカルのフィールドに入るであろうシンプルなピアノ作品を生み出すGoldmund。
奥さんのHollie Kenniffと組んだMint Julepでは、
彼女のボーカルをフィーチャーしたシューゲイザー的エレクトロポップ。
また、Keith kenniff本名ではサウンドトラックなども手がけている。
実に多才ですね。
さて、Keith kenniffと言えば忘れてはならないのが、
今年6月に発売されたコンピレーションアルバム「For Nihon」だ。
彼は3月11日の日本での地震直後、すぐさま「Nihon」というピアノ曲をネットで発表し、
世界に震災への支援を広く呼びかけた。
これだけても素晴らしいのだが、
さらに彼は妻のHollieと共に様々なミュージシャンに呼びかけ、
このコンピレーション「For Nihon」を完成させ、まずネット配信、それからCDでの発売を行った。
参加したミュージシャンは世界中のアンビエント、エレクトロニカ、ポスト・クラシカルの音楽家達38組、
Rhian Sheehan、Dustin O'Halloran、Ryuichi Sakamoto、Max Richter、
Olafur Arnalds、Peter Broderick、Alva Noto、、、等など。
もちろん、Keith kenniff自身も前述の様々な名義で参加している。
このアルバムの収益金は、ニューヨークに設立されたNPOジャパン・ソサエティーの
Japan Earthquake Relief Fundに100%寄付される、とのこと。
震災のチャリティーで出来上がったというのが、なんとも皮肉ではあるが、
それにしても、この「For Nihon」
文句なしに素晴らしいコンピレーションアルバムである。
どの曲もどの曲も、
あたたかく、やさしく、そして美しい、、、。
ありがとう。Keith kenniff。
2009/12/26
葡萄畑 プレゼンツ BANDA PLANETARIO
10月27日新宿ロフトで行われたライブに引き続き、
BANDA PLANETARIOと葡萄畑のライブを見に行ってきた。
(バンドの解説や、その時のライブの様子などは、こちらのブログ「葡萄畑の夜」を)
この日のイベントは、和久井光司氏仕切りということで、浅草橋(!)にある小ぶりのライブハウスで行われた。
出演は和久井さんのバンド「the BMW」に、「葡萄畑ご一同様」、
そしてスペシャルゲストに「泉谷しげる」というラインナップ。
どうやら、10月のロフトで共演した和久井さんから葡萄に声がかかり、
11月和久井さんが音楽プロデュースを務めた「エレック唄の市2009」をきっかけに、
泉谷しげる氏が急遽、乱入参加という形になったらしい。
ちなみに、同じくロフトでの共演をきっかけに、BANDA PLANETARIOの紅一点バイオリン
「アッキー」こと秋久ともみちゃんは、「エレック唄の市2009」から泉谷氏のバッキングに参加している。
音楽家のつながりってのは、なかなかあなどれませんね。
2度目のバンプラ体験。
前回のブログでも書いているように、どこかヨーロッパあたりのロードムービーを想い起こさせる
叙情的で牧歌的で、日向のぬくもり系で、酒場の片隅系なインストルメンタル・ミュージックの数々、、、。
うーん、やっぱ、グッドですね。
欲を言えば、数曲でいいから唄モノ、
それも、ちょっとこなれた感じの女性ボーカルなんかが入るとたまんないだろうな、、、と思わせる。
どっかにいないか、和製テレーザ・サルゲイロ。
ドラムのマイケルがリハーサルが出来なかったらしく、いきなりドカドカ始まり、
メンバー一同あっけにとられる一幕もあったが、そこはご愛嬌。
なんせ、前回ロフトでは、ドラムがなくてダンボール叩いてたんだもんね。
そんな感じで始まったステージ、青ちゃんのぐだぐだMCをはさみつつ、いつものなごやかなムードで、微妙にもりあがり、
「お嬢さんおてやわらかに」「夕飯は御仕舞」など、数々の幻の名曲を披露した。
写真はアッキーの後ろに謎のアコーディオン弾き佐孝さん、吉井くんのギターネックで顔がかくれた本間くん、
ステージ奥でぜんぜん見えなかったマイケルがその後ろにいる筈、、、。
個人的には、僕がその昔、葡萄畑解散後のあおちゃん佐孝さんとやっていたテクノバンド、
「Metropolis」時代にもレパートリーにしていた隠れた名曲「ねじれ男」が、ものすごくナツカシうれしかった。
だいたい葡萄畑の存在自体が隠れているもんだから、
そんな彼らののレコードにもならなかった隠れた名曲となると、隠れてるは隠れてるは、
まるで重箱の隅をつっついても見当たらなくて、なんだ、ふたの裏にくっついてたじゃないの!
くらいのレアな曲である。
でも、ホント良い曲です。いつか、なんとか世に出ないかな、、、。
こんな感じの葡萄畑 プレゼンツ BANDA PLANETARIO、
次回のライブは来年2月、あおちゃんの地元、国分寺方面でやるそうです。
さて、イベント自体のトリを飾ったのは、当然、泉谷しげる氏。
唄の市の九段会館同様、カンレキをモノともしない暴れんボー!なステージを繰り広げたが、
なんせハコが小さいぶん、その破壊力は2倍にも3倍にも膨れ上がっていた。
こちらも、あー面白かった。
2009/11/29
エレック唄の市2009
「エレック 唄の市」と聞いて、「えーーっ!あの!唄の市をまたやるの!?」と、
ついイジョーなテンションで反応してしまうのは、、、
間違いない、そいつはあの時代の「フォーク者」(推定年齢50‐60余歳)に違いない。
かく言う私もそんな一人に違いなく、この知らせを聞いて一も二もなく
「むむむ当日は何を置いてもかけつけなくては、、、」と固く心に決めてしまったのだった。
エレックに関して、ちょっとだけ、つたない説明を、、、。
エレックレコードは1969年に創設されたインディペンデント・レコード・レーベル(76年消滅)。
つまり、インディーズ・レーベルの先駆的存在なワケで、
70年代初頭、若者を中心にフォークソング、プロテストソングの大ムーブメントが盛り上がりを見せる中、、
吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸などをかかえる、ムーブメントの中核的存在であった。
同じフォークソングの代名詞的なレーベルとして「URCレコード」があるが、
こちらは高石ともや、岡林信康、五つの赤い風船、加川良など、所謂関西フォークの多くを世に出し、
さながら、東のエレック、西のURCといった感じで、一大フォークブームを盛り上げていた。
で、そのエレックレコードが当時行っていた看板イベントが、
同レーベルのアーチストたちをメインの出演者に据えた「唄の市」だったのだ。
その伝説のコンサートが、なんと35年ぶりに蘇るという今回の「唄の市2009」。
出演者は泉谷しげる、古井戸の加奈崎芳太郎、生田敬太郎、佐藤公彦(ケメ)
ゲストにChar、中西康晴、浦沢直樹、和久井光司バンド、ザ・アウトロウズ。
唄の市そのものではなかったけれど、当時、このメインの出演者たちのコンサートを僕も何度か体験した。
それは、そう、ちょうど35年前、僕がまだ高校生だった時のことだ。
懐かしくないわけがない、、、、。
さてさて、そんな「唄の市」だったが、、、
その出演者のラインアップから、ある程度は予想してとおり、ほぼ「泉谷しげるワンマンショー」状態であった。
泉谷自身も何度も「なんで拓郎は来ないんだ!チャボがいない古井戸は、たんなる井戸だ!」と叫んでいたが、
いや、実にその通り、、、。
見ていた古くからのファン達の思いも同様であったろうと思う。
それでも、その空いた穴を力の限りに埋めようとする泉谷のサービス精神、、、、
これには、会場が一体となって(いささか年齢層は高かろうが、、、)盛り上がりを見せていた。
いやあ、よかった。よかった。
それと、もうひとつ、、、。
今年は、忌野清志郎、加藤和彦と相次いで、この音楽シーンに関わりの深いミュージシャンが亡くなってしまった。
これについてもライブ中、泉谷が何度か言及していたが、
やはり、これは、とても残念で、とても淋しいことだ、、、。
だからこそ、今、元気な人にはがんばってもらいたい。
もっと、もっと、音楽を通して、自分たちと同時代を突っ走ってほしい、、、
こんな思いが、盛り上がりを見せる聴衆のそれぞれの胸に、
ひとつひとつ、しっかりと刻みこまれていたのではないだろうか、、、。
出演者会場一丸となってジャンピングの連続!
2009/11/03
「THIS IS IT」
11月3日現在、マイケル・ジャクソンのライブリハーサル風景を収録した映画
「THIS IS IT」は大ヒットを記録し、2週間の限定公開期間が4週間に延長された。
少しネタバレっぽくなってしまうかもしれないけど、
いや、大丈夫、僕がちっとやそっと書いたとしても
この映画が持つ力や魅力については、千分の一も伝えられないに違いないと思い直し、
昨日この映画を見て感じたことを、いくつか記すことにする。
ご存知のとおり、この映画は今年の夏ロンドンで行われるはずだった
マイケル最後のコンサート「THIS IS IT」のリハーサルの様子を収めたものである。
公演数ヶ月前(4月から6月)のリハーサルということで、マイケルとダンサー、バックミュージシャン、スタッフ達は、
楽曲のアレンジや、コンサートの演出、いわゆる段取りをつめている、まだまだ途上で、
当然ながらマイケルも本気で歌ったり、踊ったりはしない(特に映画前半は)。
しかし、それでもスゴイのだ。
リハということで、マイケルはそれらのパフォーマンスを何割くらいの力でやっているのだろうか?
半分くらいだろうか、、、それとも、1、2割くらいで流しているのだろうか?
もし、これがフルのパワーで、歌い、踊ったとしたら、どれくらいスゴイんだろうかと背筋がざわつく。
つまり、この映画は、素材集なのだ。
コンサート「THIS IS IT」を完成させるための、
まだまだ未完成の素材やパーツが、この映画には記録されている。
我々はそれらを目撃し、各々の頭の中で、
いまや幻となっていまった、このコンサートの本公演に思いを馳せることになる。
マイケルのパフォーマンスが、楽曲のアレンジが、ミュージシャンの演奏が、
照明、映像、舞台演出、ダンサーの振り付けにいたるまで、
これら全てのパーツが完成し、目の前に繰り広げられたとしたら、どれほどのものになっていただろう!、、、と。
それはきっと信じられないくらい素晴らしい体験になったにちがいない。
そして、その時、もうひとつの事実を知ることになる、、、。
それは決して見ることができないものになってしまった、、、。
我々はなんと、大きなものを失ってしまったんだろう、、、と。
さて、この映画のもうひとつの最大の魅力は、
リハーサルの合間合間に映し出される「人間マイケル・ジャクソン」の素顔だろう。
このライブにかける彼の情熱、妥協のない姿勢、スタッフに対する心遣い、自問自答、、、
それらの言動のひとつひとつを追っていくごとに、
映画のサブタイトルそのままに、「誰も見たことのない彼に逢える」ことになる。
そこにいるのは、まさしく、マイケル・ジャクソンという人間だ。
偉大なるポップアイコンという存在ゆえか、
思えば、彼ほど誤解され、実像が見えない人もいなかったのではないだろうか、、、。
時を追うごとに加速する容姿の変貌、マスコミを通じて伝えられる奇行の数々、、、等など、
これらが、マイケルをどんどん、世間の一般常識から大きくはみ出した存在にしていった。
もちろん、理解のあるリスナーや熱心なファンにとってはそんな事はなかったのだろうが、
多くの人たちにとってマイケルは、80年代を頂点にしたかつてのポップスターであり、
数多くのゴシップや問題を振りまく、まるでクリーチャーの様な存在ではなかったろうか、、、。
正直に言おう。
かつては、「スリラー」や「バッド」で、彼の卓抜した才能に心酔させられた体験のある僕にとっても
2000年代以後のマイケルは「??、、、なんだかなあ、、、」という存在だったのだ。
今年の春、この「THIS IS IT」コンサートの制作発表記者会見の様子をニュースで目にした時も、
「またマイケルが苦し紛れに、なんか変なことをやるらしいなあ、、、」
という程度の浅墓な受け止め方をしてしまっていた。
かねてから、自宅ネバーランドの売却話などを含め、
マイケルが経済的苦境に立たされているという噂の渦中にあったせいだ。
それらの悪意に満ちた誤解と先入観、、、そのおかげで僕は、
「復活公演とも言える13年ぶりの本格コンサート」「マイケル最後のコンサート」
というこのコンサートの本来の意味を考える事もなかった、、、。
ところが、唐突に訪れた彼の不在によって、その本来の意味を知ることになろうとは、、、
なんという皮肉であろうか、、、。
また、もし仮に、それらの誤解と先入観のほんの一部が事実であったとしても、
「それが何なの?」「それがどうしたというんだ」と思わされるくらいの
圧倒的な才能であり、存在であったと言うことを
この映画は再認識させてくれるのだった。
まったくもって、自身の矮小な偏見と非寛容を悔やむばかりである、、、。
でも、そんな我々にもマイケルは、映画の中のスタッフに対してのように
「怒ってなんかいないからね、、、、L、O、V、E、、、」と、
声をかけてくれるだろうか、、、、、。
きっと、言ってくれそうな気がする。
映画の中のマイケルは、そんなやさしいオーラに包まれている、、、。
、、、、、というのが、僕の「THIS IS IT」を見て感じたことだ。
ちなみに、「スムーズ・クリミナル」も「マン・イン・ザ・ミラー」も
「ビリー・ジーン」も「スリラー」も、、、、どの曲もどの曲も素晴らしいのだが、
マイケルが心血をそそぎ立ち向かっていた環境問題、地球への思いを凝縮した
「アース・ソング」がもっとも心に残っている。
earth song
2009/10/28
葡萄畑の夜
新宿ロフトで30日にわたって行われているイベント「Drive to 2010」に登場する、
「葡萄畑」&「BANDA PLANETARIO」のライブを見に行ってきた。
え?なに?ぶどーばたけ、、、?ばんだなんとか?
と言う人のために、もう一度、バンドリーダーあおちゃん、こと、青木和義氏による
バンド紹介を再録すると、、、。
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葡萄畑
日本ロック黎明期70年代に活躍した、伝説のブリティッシュロック系バンド。
渋谷ジャンジャンや深夜TVなどでの変態逆鱗なライブが大評判となった。
74年と76年に、明らかに人格の違う2枚のアルバムを発表。
小坂忠のバッキングなども務めたが、石油ショックの影響なのか?78年突然に謎の解散。
しかし、24年後の2002年、渋谷クラブクアトロで奇跡の復活ライブを敢行。
2004年には、何と26年ぶりに3rd アルバムを発表した。
その後、2年に1回の“絶滅危惧種ペース”でライブを続行中である。
BANDA PLANETARIO
葡萄畑の中心メンバー青木和義が3年前に結成した、
フィドル・マンドリン・アコギ・アコベによる弦楽四重奏楽団。
ヨーロッパ各地から流れ着き、北米アパラチア山脈周辺に広まったルーツ・ミュージックの数々。
それらの音楽への強い憧憬から結成され、バーなどを拠点に演奏活動をスタート。
最初は、アメリカーナやケルトミュージックを中心に演奏していたが、ある日突然、
オリジナル曲を演奏してみたところ、『我々の憧憬は我々自身の中にある』と気づく。
それ以来、オリジナル楽曲のみを演奏している。
多種多様な音楽文化が織り成す“フィルム・ミュージック”のような音像世界が、バンプラの真骨頂である。
Official Web Site(デモ音源試聴可能)
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、、、、となる。
僕と葡萄畑の人たち、
とくにあおちゃんとは、それこそ、古い、ふるい、フルーい!付き合いである。
なんてったって30年来の友人で、その最初の頃には一緒にテクノバンド(!)をやったり、
その後ポリドールに入ったあおちゃんの初仕事のレコードジャケットは
僕がイラストを描かせてもらったりと、、、ほんと、公私ともにいろいろご一緒してきた仲だ。
それに、あおちゃんの新バンド、BANDA PLANETARIOのベーシスト戸田吉則氏、
このよっちゃんとも、最近こそあまり会っていなかったが、古い、ふるい、フルーい!友達、、、
ぼくが「宝島」やってたときには、よーく一緒に遊んだよなあー、、、、、
おーっと、いかんいかん、こんな思い出話ばかり書いてたら、ぜんぜんキリがなくて
あっという間に、普段のブログの30日分くらいになってしまうぞ!
それに、いつまでたっても、ライブのレポートが出来ないじゃありませんか!
ということで、気を取り直していきましょう。
「葡萄畑」&「BANDA PLANETARIO」のライブレポート!
隣のメインステージから「頭脳警察」(これもスゴイ!結成40年の大迫力)の
過激な重低音が漏れ響いてくるなか、
新宿ロフトのサブステージ、バーステージにおいて「葡萄畑ナイト」は始まった。
まずはあおちゃんの新バンド、BANDA PLANETARIO、略してバンプラが登場。
あおちゃんマンドリン、ヨシンバの吉井くんギター、よっちゃんアコースティックベース、
秋久ともみちゃんフィドル(オリジナルのヴァイオリン担当に代わり今回から参加)、の4人編成。
基本的には、カントリー、ブルーグラスなどのアメリカン・ルーツ・ミュージックから
アイリッシュ・フォーク、トラッドなどのケルト・ミュージックのテイストが
色濃く漂うインストゥルメンタル音楽なんだけど、
それだけでも大好物音楽なのに、それプラス、ちょっとフェリーニ映画のニーノロータっぽい所や、
僕の大好きなポルトガルのバンド、マドレデウスっぽいところもあって、かなーーーり、いい感じ。
目を閉じて聴いていると、架空のセピアカラー、ロードムービーがじんわりと浮かんできます、、、(泣)。
左から吉井くん、ともみちゃん、よっちゃん、あおちゃん
参入メンバーは、本日ペーパードラムで参加する葡萄2代目ドラマー、マイケル、
ギターに本間さん、今回はミニアコーディオンを奏するキーボード佐孝さん、の3人。
左にマイケル、よっちゃんの後ろに本間さん、あおちゃんの後ろに佐孝さんが加わり、、、
明らかに傾向の異なるサウンドのものだった。
ザ・バンドを彷彿とさせるアメリカン・カントリー・テイストのファースト、
ロキシー・ミュージック、10ccを彷彿とさせるブリティッシュ・ポップ・テイストのセカンド、、、
といった感じで、その音楽的矛盾も、このバンドが謎多きカルトな存在、伝説のバンド化している一因である。
ま、それゆえ、とらえどころのないバンド、、、と見られなくもないのだけど、、、。
さて、ライブでは、そのテイストの異なるファーストからも、セカンドからも、
両方からの楽曲がまんべんなく披露され、
で、それぞれの楽曲が、現在のバンプラに通じる
アコースティック・スタイルで演奏され、意外にとても調和がとれたものになっていた。
話がそのサウンド変遷に触れたときに
「あの時代に、僕らとしては自然な流れだった」と言うあおちゃん、なるほど、、、。
また、「ファーストとセカンドの流れを合わせて、突き詰めてやっていくと今のバンプラになる」
という言葉にもナットク、、、。
ま、そんなこんなで、懐かしい楽曲が、新たな形で演奏され、ヒジョーに楽しいひと時であった。
あおちゃん、葡萄畑の略歴、プロフィールなどを披露した。
「青木さんは実はスゴイ人なんですよ、僕らパール兄弟の産みの親だし、
それ以外にも、松尾清憲、スピッツ、平沢進、などを手がけ世に出した、、、ほんとにスゴイ人なんです」
と、リスペクト・トークで会場を盛り上げてくれたが、その後に続く、ご本人あおちゃんのグダグダトーク、、、。
会場からは「あーあ、やっぱり」とため息がもれた。
と、いろんな意味で実に感動的な葡萄畑の夜であった。
また、近いうちにゼヒやってね。
2009/10/27
ライブ!ライブ!ライブ!!!
それも、ライブ3連発!
25日は、スターポエッツさんのパーティ。
スタポのお膝元、三宿のカフェ・シェリールにおいて、
竹中章恵ちゃん、眞田友恵ちゃん共著による「わたし時手帖2010」(ランダムハウス講談社)の出版記念と、
「スターポエッツ」の7周年のお祝いを兼ねたパーティが開かれた。
で、そのパーティでライブを行い、会場を大いに盛り上げたのが、
前述の竹中章恵ちゃん(ha*)と、tomioさんによる女子2人組バンド「M.A.G.O.」。
へんてこ変調変拍子の楽曲+ガールズパワー、(とくに章恵ちゃんのライブパフォーマンスが強力)
という感じのライブで、なんだか80年代ニューウェイブを彷彿とさせられて、
ホホエマしく聴かせていただきました。
「M.A.G.O.」さんのサイトはこちら。
昨日26日は彼に誘われて、氏の企画するライブイベントが行われる恵比寿NOSに行ってきた。
聡明氏は、NOSでライブのブッキングや、ギャラリー部分の企画などを手がけていて、
僕も4年前「Technoicon2005」と題し、展覧会をやらせてもらったことがある。
で、昨日NOSで行われたライブは「スティーヴ・エトウ×竹内朋康=S.O.N」。
パーカッショニスト、スティーブ・エトウと、
SUPER BUTTER DOG、マボロシなどのギタリスト、竹内朋康による
インプロ感あふれる、いきあたりバッタリの即興ライブ。
スティーブ・エトウの変幻自在のパフォーマンス>>>実にかっこ良すぎ!!、の興奮ライブであった。
なお、当日の音源をその場でCDに焼いて販売したりもしていて、
この前の坂本龍一ライブ(その日の演奏を、ライブ後24時間中に
iTunesStoreでダウンロード販売した)も驚いたけど、
これは、もっとインディペンデントなライブを、もっとダイレクトに販売していて、ちょっとびっくり。
まさに、手焼きせんべい実演販売状態!
すごい時代になったもんですね、、、。
本日の夜、新宿ロフトで30日に渡って行われているイベント「Drive to 2010」、
このイベントになんと!「葡萄畑」が出演する!!!
バンマスあおちゃんから送られてきたメールによると、以下の通り。
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“葡萄畑”がPRESENTAする“BANDA PLANETARIO”による器楽演奏曲の数々。
葡萄畑の歌曲(含む未発表曲)も、BANDA PLANETARIOのいつものスタイル
“完全生Attitude”にて、大合奏する予定。ご期待のほどを。
葡萄畑
日本ロック黎明期70年代に活躍した、伝説のブリティッシュロック系バンド。
渋谷ジャンジャンや深夜TVなどでの変態逆鱗なライブが大評判となった。
74年と76年に、明らかに人格の違う2枚のアルバムを発表。
小坂忠のバッキングなども務めたが、石油ショックの影響なのか?78年突然に謎の解散。
しかし、24年後の2002年、渋谷クラブクアトロで奇跡の復活ライブを敢行。
2004年には、何と26年ぶりに3rd アルバムを発表した。
その後、2年に1回の“絶滅危惧種ペース”でライブを続行中である。
BANDA PLANETARIO
葡萄畑の中心メンバー青木和義が3年前に結成した、
フィドル・マンドリン・アコギ・アコベによる弦楽四重奏楽団。
ヨーロッパ各地から流れ着き、北米アパラチア山脈周辺に広まったルーツ・ミュージックの数々。
それらの音楽への強い憧憬から結成され、バーなどを拠点に演奏活動をスタート。
最初は、アメリカーナやケルトミュージックを中心に演奏していたが、ある日突然、
オリジナル曲を演奏してみたところ、『我々の憧憬は我々自身の中にある』と気づく。
それ以来、オリジナル楽曲のみを演奏している。
多種多様な音楽文化が織り成す“フィルム・ミュージック”のような音像世界が、バンプラの真骨頂である。
Official Web Site(デモ音源試聴可能)
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くうううーーーーっ!楽しみです。
スタートは9時半、ステージは新宿ロフト、バーステージ。
このライブだけは、隣のかみさんを質にいれても行かなきゃなんめぇ!
つーワケで、レポートは後日。
2009/10/04
ピエール・バルーの娘!?
新潟の美味しいお酒とお料理の宴「新潟NIGHT」へ。
集まったのはおなじみ「恵比寿次郎長バー・オールドスクール」、改め、「苔のむすまで会」の面々。
(次郎長バーに関しては、いずれ、ゆっくり書こうかしら、、、)
宴は会長シズコさんを中心に、なかなか、なごやかかつハイテンションに盛り上がった。
僕も久しぶりに、日本酒をきこしめしたりしたもんで、すっかり、酔っ払ってしまいましただよーお。やれやれ。
ちなみにイラテック2号サトコは、前日の強行展覧会めぐりが祟ったのか、体調を崩して不参加。
残念でした。
さて、その席で、インテリア・デザイナーの野口君に面白いお誘いをうけた。
なんでも、僕の大好きなフランス人シンガー&プロデューサー、ピエール・バルー(!)、
この人が日本人女性と結婚していたのはなんとなく知ってはいたのだが、
その間に生まれた娘が、今ではすっかり大きくなって、自身もバリバリ音楽活動をしているとのこと。
そういう時代になったんですね、、、、(ちょっとため息)。
で、そのマイア・バルーのライブが本日クーリーズ・クリークで開かれるという。
「それは面白い、行く行く、ぜひ行ぐ」と、酔ったイキオイで約束してしまったのだが、
ここんとこ遊びすぎですっかりビンボーなのと、明日朝早くから大切な予定があるので、
どうしたものか、、、、と現在、ナヤミ中、、、、
多分今回はパスかな?
さきほどMySpaseでチェックしてみたのだが、
これがめっぽういい感じのライブっぽくて
ますます、ナヤむ、ナヤむ、、。
むかーし、雑誌のコラム用に描いたピエール・バルーの似顔絵。
その頃一度お会いしたことがあるんだけど、こんな感じのおじさんでした。
2007/06/04
チーフタンズ
チーフタンズは結成45年(!)というメチャメチャに息の長い、アイルランドのまさに国宝級バンド。
9度目の来日になるという今回まで、なぜだかずっと機会を逃していて、そのライブを見る事ができないでいた。
でもついに!やっと念願がかなって、その演奏をナマで聴くことができたのだ。
くーーーーっ!じつに感激である。
僕が、チーフタンズの音楽に初めて触れたのは、もう30年以上も前のことになるだろうか。
スタンリー・キューブリックの映画「バリー・リンドン」に流れる「アイルランドの女」の甘く切ないメロディーに強烈に魅かれたのが、最初の邂逅だった。
早速サウンドトラック(ちなみに、この映画音楽はその年のアカデミーを受賞した)を買い求め、
聴き続け、以来そのメロディーはずっと僕の頭の片隅に住みついていく事になる。
ところがその当時、アイルランド音楽やケルトミュージックに関する情報は、ほとんど全くという程得ることが出来なかった。
そんな訳で、僕がチーフタンズの存在や、それがアイリッシュ・トラッドと呼ばれる音楽だと知るようになるのは、その一年後、コアな音楽ファンのたまり場であり情報発信地でもあった輸入レコード専門店でアルバイトを始めてからの事だった。1976年のことだ。
たしか当時の情報では明確にアイリッシュ音楽というモノは独立しておらず、アメリカン・フォーク・ミュージックに対して、そのルーツとなる英国系伝統音楽としてひとつにまとめられ、総称して「トラッド」と呼ばれていたように思う。
伝統音楽をふまえつつも、エレクトリック楽器を使いロック寄りな表現をしていたフェアポート・コンベンションや、ジャズ系のペンタングルなんかも、このくくりの中に一緒にされていたと記憶している。
ま、そんな「トラッド」シーンの中で、チーフタンズこそが王道であり、主役であった。
さて、そんな感じでアイリッシュ・トラッドと出合った僕だが、チーフタンズ以外のミュージシャンもマメに聴きこんで、すっかりケルトマニアになってしまいましたとさ、、、といった感じで、このジャンルの音楽にのめり込んでいった訳でもない。
それどころか、その頃以後の、僕の音楽嗜好の変遷は、まさしく転がる石のごとくである。
ちなみに、その転がる石の軌跡をアバウトに追ってみると、、、。
バイト先のレコード店では、当初プログレ担当だった僕は、すぐにパンクにガツンとやられ、テクノに没頭し、スカに小躍りしながら、漫画家やイラストレータとしてのキャリアをスタートさせることになる
(今思うとかなりハズカシイが、テクノな漫画家など呼ばれた、きゃっ!)。
以後、パワーポップ、ニューロマンチック、エスノ、ダブ&レゲエ、ラップにスクラッチにヒップホップ、
サイケにファンクにトランス、ハウス、アンビエント、、、等などなどブラーブラーブラー。
じつに様々な形容詞とジャンル名(?)を冠されて、現れては消えていった様々なスタイルの音楽に、僕は次々に熱中していった訳である。
閑話休題、ライブの話に戻すと、、、。
始まるや否や、僕はもう感激のあまり泣きそうになってしまった。
「おお、チ、チーフタンズが目の前で動いてるううう、ありがたやありがたやああ、、、」状態。
その感激は早くも、前半中ほどでピークを迎えた。
パディ・モローニが奏でるホイッスルによって「アイルランドの女」が演奏されたのだ。
うーーーん、30数年ものあいだ、熱い思いを抱きつ続けてきたあの音楽が、まさしく今目の前で演奏されているうぅ。くわあぁぁー、たまらーん。
改めて思う。 僕が様々な音楽を追い続け、あてもなくさまよっていた「なん十年」ものその間、、、、
その間チーフタンズは、ずっとチーフタンズだった。
彼らは、彼らの音楽をずっとひたむきに続けていたのだった。
当たり前のコトかもしれないが(当たり前かな?)その事自体が、ものすごく得がたいことと痛切に思う。
ああ、ほんとにチーフタンズがいてくれて良かったなあ、、、、しみじみ、、、。
まさしく、そんな感謝の念で胸をいっぱいにさせられたコンサートであった。
























