2015/06/27

虹と夕焼け


本日の夕焼け。
これ、近年で一番くらいの夕焼け。
あまりの美しさにしばし、うっとり。

ここんとこ、かなりの忙しさでまさしく忙殺状態、
心がガサガサになりつつあったが、
それをゆっくりと癒してくれる絶景でした。

で、反対の空には、なんと!虹が立ってる。
虹の根元の部分だけが、夕闇の紫の中にぼうーと立っている。
雨上がりでもないのに、こんな不思議な現象はじめて見ました。


あわてて庭先から撮ったので
電線写り込んじゃったけど…

という訳で、本日の虹と夕焼けでした。

2015/06/22

星くず兄弟の夜


あらら、仕事に追われてるうちに一週間もたってしまったけど、これは書いておかなきゃ。

先週の月曜日、6月15日に行われた「スターダストブラザーズ・ライブ」に行ってきた。
これは、手塚眞監督、初の商業映画作品「星くず兄弟の伝説」の公開から30周年を記念して行われたもので、当時のこの映画に関わったミュージシャン達が一堂に会したライブ。

「星くず兄弟の伝説」ってナニ?、という方はこちら、手塚眞監督のフィルモグラフィーを参照してください。

僕はこの映画には関わっていないんだけれど、
その数年前に雑誌の座談会で眞さんとご一緒したり(それ以後現在までのお付き合いになるんだけど)、
同じ頃、同様の企画でこの映画の言い出しっぺでプロデューサーである近田春男さんとご一緒したり、、、
(当時はなんだか、にゅーうぇーぶなマンガ家ということでこーゆう席にひっぱりだされる事が多かった気がする)、
また、主役の高木カンちゃん(東京ブラボー!)や、シンゴ(8 1/2!)をはじめ、友人知人が多数出演している映画で、めちゃくちゃ親近感がある作品なのだった。
内容はというと、80年代のポップでキッチュなエッセンスがぎゅっと詰まった、マニアにはたまらん和製ロックミュージカル映画つー感じ。

さて、
あれからもう30年…。
なんか、キミマロみたいになっちゃうけど、たしかにあれから30年。
こんなライブがくりひろげられました。

加藤賢崇MCで、まず、高木完ちゃんがDJとして登場、
80年代ヒット曲連発であきらかに年齢層高めな会場を盛り上げる。
次に永遠のグラムロッカー赤城忠治が自らのバンドを率いて登場。
途中、映画の中で敵役を演じたISSAYや、ロッカーとして再登場のカンちゃんを交え、映画の曲などを披露する。

赤城さんアコギ一本のソロとなり、スペシャル・ゲストとして近田さん登場。
二人でメインテーマ「星くず兄弟の伝説」をしんみり演奏して感動のルツボとなる筈の場面が、赤城さんグダグダで近田さんにしかられる(個人的にはココが、このライブで一番好きです。結局もってくなー、アカギチュージ)。
見るに見かねた窪田晴男と江蔵浩一が助け舟登場して、近田さんも急遽エレピを演奏、なんとか無事、盛り上がった。
そして久保田慎吾のバンド「サニー久保田とオールド・ラッキー・ボーイズ」。
B級ポップ+昭和ラテンフレーバーのサウンドがシンゴらしくてほほえましい。

で、そこにカンちゃん加わり、「スターダスト・ブラザーズ」として演奏を繰り広げる。
最後には全ミュージシャン、手塚眞監督、ゆかりのミュージシャンの方々、
ファン代表ということで野宮真貴ちゃん、サエキけんぞう、綾小路翔、森山直太朗、等など… 、が大集合して大合唱しての大団円となった。
いやー、
面白かった、
懐かしかった。

30年後の星くず兄弟カンとシンゴを囲んで全員集合

で、ライブもすごかったけれど、幕間に手塚監督からの衝撃的な発表も行われた。
なんと「星くず兄弟の伝説 続編を作ります」発言!!
えーっ!ほんと!?

さて、ライブ終了後の控室、これもスゴかった。
まさしく80年代サブカルピーポーの同窓会状態。
そのまま、打ち上げに流れ込んでいったんだけど
じつに久しぶりに旧知の人達と会うことが出来て、本当に楽しかった。

近田さんとも、ものすごく久しぶりに会ってお話しできたのだけれど、
これから作られる新たな続編映画の事に話が及んだ時、
「ここから、また始まるんだよ」とおっしゃった言葉が、とても印象に残っている。
新たなる「星くず兄弟の伝説」…

という訳で、
星くず同窓会な、あつーい夜レポートでした。


2015/06/15

雨が傘からふれば

梅雨空。

窓の外をながめ、ぼんやりと降る雨を見ている。

つい、つい昔懐かしい歌が口をついて出る。

雨が空から降れば
オモイデは地面にしみこむ
雨がシトシト降れば
オモイデはシトシトにじむ

小室等が歌っていたこの詩って別役実だったんだなあ…
と、今更。

別役実と言えば不条理
と、ひとつの不条理が頭をもたげる

雨が傘から降れば…

それは、きっとこんな感じ。
しょうがない雨の日はしょうがない…






梅雨空。

窓の外をながめ、ぼんやりと降る雨を見ている。


2015/06/12

聴く白百合


昨日に引き続き、本日の一枚はこの絵。


同じく2012年の制作。
この年開いた展覧会用に描いたもので
僕にとってこの絵と先の「紫木蓮」とは
仲の良い双子の姉妹みたいな感じ。


タイトルは「聴く白百合」
そのままですね。

何を聴いているんでしょう。


2015/06/11

艶姿紫木蓮



花をいじめる。


ちょっと色っぽかったりする。


「艶姿紫木蓮」
2012年の作品。


2015/06/10

一輪挿し

こんな絵を描いて…


こんな額装にしてみた。


 妻のお気に入りのアンティークのガラス瓶をちょっと拝借。


一輪ざしに見えるかな…?
贈り物、喜んでもらえるかな…?


2015/06/09

A Winged Victory for the Sullen 美しい夢のために(後編)


「この世でもっとも美しいアンビエント」と高い評価を得た1stアルバムから3年、A Winged Victory for the Sullenが去年、2ndアルバム「Atomos」を発表した。
で、これがまたすごく良くて、1枚目に引き続き、ここんところの僕の睡眠導入愛聴盤となっている。


1stアルバムにはそれぞれの曲に、ちょっと長めの、まるで詩のようなタイトルがつけられていたけれど、今回はずいぶんと素っ気なく”Atomos I”から”Atomos XII”の全11曲(なぜか4がない、ボツになったの?)。

と言うのも、このアルバム、英国ロイヤルバレエの専任振付師であり、ダンス・カンパニーRandom Danceを主宰するウェイン·マクレガーによるモダン・ダンス作品「Atomos」のために作られた楽曲とのこと。

このダンス作品に強くインスパイアされたダスティンとアダムは、ブリュッセル、ベルリン、レイキャビクで、2013年の夏の4ヶ月間でレコーディングを敢行(1stは2年がかりだった)、その仕上がりから、依頼されたダンス音楽としてだけではなく、自らの2ndアルバムとして位置づけ発表した、ということらしい。

さてそのせいか、この「Atomos」は前作といくぶんニュアンスを異にしている気がする。
よりクラシカルな重厚さが増していて、アンビエント、ドローンというより、モダン・クラシカルな要素の方が強くなったかな、という感じ。
しかし、チェロ、ビオラ、ヴァイオリン等の流麗で重厚なストリングスと、オルガン、モジュラー・シンセ等によって生み出される深くたゆとうサウンドの合間に、時折ダスティンによるシンプルでありながら美しく切ないピアノの旋律が現れて消える様は、やはり彼等ならではの音世界だと唸ってしまう。
そして、ただただ、うっとりと聴き入ってしまうのだった。

Atomos VI


ところで、この音楽を依頼したウェイン·マクレガー(Wayne McGregor)なる人、僕はそっち方面にあまり詳しくないので、ちーとも知らなかったが、なにやらスゴそうな人らしい。

イギリス、ロイヤルバレエ団の常任振付師で、大英帝国勲章を受勲したりと、ばりばりのアカデミックさながら、ポップ・ミュージックのフィールドとも関連が深いらしく、レディオヘッドの「Lotus Flower」のPVでトム・ヨークの振り付けをしたことでも有名。

あ、これ知ってる。
いきなり変な動き始めて、どうしちゃったの?トム・ヨーク大丈夫?
と、けっこうインパクト強かったもん。

Radiohead - Lotus Flower

それより驚いたのは、彼はいわゆるアンビエント系のミュージシャンとコラボレーションする事も多く、自身の主宰するRandom Danceの作品の為に書かれたスコアからはこれまで、マックス・リヒターの「Infra」、オーラヴル・アルナルズの「Dyad 1909」等が生まれているという!
なにソレ?僕の好きなのばかりじゃん。
恐るべしウェイン·マクレガー、、、、。

と、なるとぜひとも、このダンス作品「Atomos」も見てみたい、と思って探してみると…、
ありました。
短縮ダイジェスト版ながら、上がっていました。
かっこいーです。美しーです。ゼヒ、全編を見てみたいものです。

Wayne McGregor / Random Dance - Atomos

さて、最後の方はすっかり話がそれてしまったが…

という訳で、皆さんも今晩あたりA Winged Victory for the Sullenを、
睡眠導入音楽として試してみては、いかがでしょうか?
きっと、世にも美しい夢がみれるかも、ですよ。


2015/06/08

A Winged Victory for the Sullen 美しい夢のために(前篇)


寝る時にはいつもカナルタイプのヘッドフォンを耳に差し込み
音楽を聞きながら眠りにつくことにしている。
わりあい寝付きの良い方なので、たいていは1曲めの途中か
遅くても2曲めを聴いたあたりですっかり夢の中だ。

そんな睡眠導入音楽として選ぶのはいつも、
当然ながらビートがはっきりしてるものや、ハデでノリノリな音楽ではなく
安らかに眠りを誘う音楽… 、
つまり、アンビエント、ドローン、モダン・クラシカルあたりからの選曲となる。
ま、僕の場合、普段でもこのあたりの音楽ばかり聴いてるんですけどね。

さて、ここ数年でこの睡眠導入音楽として一番聴いているのはなんだろうと考えた時、
すぐに思い当たるのが「A Winged Victory for the Sullen」だ。
ア・ウイングド・ヴィクトリー・フォー・ザ・サレン、
直訳すると「不機嫌のためのニケ(ギリシャ神話の翼の生えた勝利の女神)」?。


淡青のバックに裸の物憂い女性が線画で描かれた美しいジャケットデザイン、
これに惹かれて何の予備知識もないまま聴いたのが、たしか3,4年前のこと。
それが2011年に発表された彼等の1stアルバムだった。
このアルバムに関してはどこかのサイトで「もっとも美しいアンビエントミュージック」みたいな紹介文があったと思うのだが、いやほんと、じつにその通り。
その美しいクラシカル・アンビエントな音世界にうっとりと聴きいってしまった。

あまりにも抽象的なだけのアンビエントやドローンミュージックは、
最初は気持ちよくていいんだけど、
そのうち退屈になり、後になったら何も残らなかったりする。
あまりにもキレイなだけの音楽は、最初はいいんだけど、
だんだんそのキレイキレイさが鼻についたりする。
そんな僕にとって、彼等の「沈みこみ感」と「美しさ」が絶妙なバランスにブレンドされた音楽は、まさしく、どんぴしゃりのツボだったのだ。

さて、どんな人達なの?と調べてみると… 、
ダスティン・オハロランと、スターズ・オブ・リッドのアダム・ウィルツィー、
この二人のプロジェクトだと分かってびっくりした。
両者ともにお気に入りで、よく愛聴していたアーティストだったからだ。

ダスティン・オハロラン(Dustin O’Halloran)はロスアンジェルス生まれ、現在はベルリンを拠点に活動するモダン・クラシカル系の作曲家、ピアニスト。
一般的にはソフィア・コッポラ作品「マリー・アントワネット」のニューウェーブ趣味爆発のサントラの中に、一服の清涼剤のようなピアノ作品を数曲提供したことで有名。
最近はサントラ作品が多いけど、僕は2011年に発表した「Lumiere」がお気に入りで、これも睡眠導入音楽としてよくお世話になっている。

かたやスターズ・オブ・リッド(Stars of the Lid)。
アダム・ウィルツィー(Adam Wiltzie)とブライアン・マクブライド(Brian McBride)によるテキサスで結成されたアンビエント、ドローン・ミュージックの二人組。
前述の理由で僕はドローン系の音楽はそれほど意図しては聴かないのだけど彼等は別。
ストリングスやホーンも溶け込んだモダン・クラシカル感漂う美しいドローン。
2007年に発表された2枚組120分の名盤「Stars of the Lid And Their Refinement Of The Decline」はよく聴いたけど、それ以後、スターズ・オブ・リッドとしては作品を発表していないようだ。
もう、やらないのかな。


さて、このダスティン・オハロランと、アダム・ウィルツィー(スターズ・オブ・リッド)が組み合わさったA Winged Victory for the Sullen。
なるほど、言われてみれば、まさにこのアーティストたちの組み合わせによって生まれた音楽だ。
美しく沈み込むドローンアンビエントに、これまた美しいピアノの旋律。
それらがたんに組み合わさっただけではなく、融け合って素晴らしい相乗効果を生み出している。

あ、彼等の2ndアルバム「Atomos」についても書こうと思ったけど、長くなってしまった。
続きは次回。

とりあえず1stアルバムより「A Requiem for the Static King Part One」のオフィシャル・ミニムービーを貼っておきます。



2015/06/06

妄想ショッピング


ロゴを使ったタグを作ってみた。
○○○につけて並べておけば、ひょっとして誰か買ってくれるかもしれない。


お買い上げの際にはショッピングバッグに入れて差し上げることにした。

お持ち帰りの際には先っぽがちょっとはみ出しますので、
お身体にささらぬよう、ご注意ください。


2015/06/05

海まで走る

毎日、4時前に起床する。
一応目覚まし時計を4時にかけてはいるのだけど、
それより先にたいてい猫に起こされることになる。

「なーなー起きて、なー起きて」と
耳元で執拗にベッドから起き上がるまで鳴き続ける。
きっとこの時間になると僕が起床するというのをしっかりと覚えてしまい、
「もうそろそろじゃない、もう起きるんじゃないの」と教えてくれているようだ。

さて、そんなに早く起きて何をやっているかというと、
しばらくはぼんやりテレビのニュース番組を見たりした後、
調子がいい時は、ヨガを1時間ほどやったりする。
だいたい一日おきくらい… 。

で、もっと調子のいい時は… 、
ヨガ後やおらトレーニングウェアに着替えて、海まで走りはじめる。
だいたい10日おきくらい… 。


東京にいる時はジムで走っていた。
窓からビルを見下ろしながら、トレッドミルの上を黙々と走っていた。

それが、こちらに引っ越してきてからは早朝ジョギングに変わった。
まだ始まったばかりの朝に海に向かって走るというのも、
「こちらでの生活の良いところランキング」のうちの
間違いなく上位の一つだと思う。


家を出て線路をまたぐ大きな橋を渡ると、そこは海を見下ろす峠になっていて
いつものことながら一気にテンションが上がる。
坂道を一気に駆け下り、田んぼの真ん中の道を抜け、
たまに犬を連れた散歩のおじさんや、
ボードを担いだサーファーたちと朝の挨拶を交わしながら走る。

海まで約2キロ。
今度は海辺を北に向かって走り、海に突き出た突堤に向かう。
真正面には、こんな眺めが待っている。


テンションMAXになりつつ(たまに手を挙げて”ヒューッ”とか言っちゃうのがハズカシイ… )、
先っちょまで行ったらUターン。
来た道とは別のルートで家に向かうのだが
最後の最後に今度はかなりキツーイ登り坂が待っているのがタマにキズだ。

さて、家に到着。
海まで行って帰って約5キロ、30数分の早朝ジョギングでした。
あー、気持ち良かった。